我が家のビションフリーゼアムロ君、愛知の親犬が6ぴきの元気な赤ちゃんワンコを出産したとママさんがブログで発見しました。既に23びきの兄弟姉妹ですごい広がりです。
いまさらですが改めてワンコを飼って知ったこと。
犬は生き物であるということ。当たり前のことですが、彼らにも感情があり、時には興奮したり穏やかだったり、些細なことで怯えたり安心したりします。観察していると本当に興味深い存在です。
犬が好きな人もいれば、そうでない人もいます。私はもともと猫派で、以前は犬が嫌いでしたので、犬嫌いの人の気持ちもある程度は理解できます。臭い、吠える、落ち着かない、手間がかかる、危ない――嫌いになる理由はいくらでも後付けできそうです。そして犬嫌いの人の多くは、おそらく犬を飼ったことがないのではないかと想像します。
今では室内で飼うための方法や用具がたくさんあり、フードの改良も進んでいます。最近ではフードを変えたことで、排泄物の臭いが軽減されたと知り、そんなことにも驚いている自分に気づきました。
犬は有史以来、人と共に暮らしてきました。その存在が家畜であったのか、番犬であったのか、ペットであったのかは時代によって異なるでしょうが、常に人の役に立つ存在だったことは間違いありません。現代では多くの犬がペットとして飼われていますが、狩猟犬や牧羊犬、犬ぞりなど、人の生活に欠かせない役割を持つ犬も今なお存在します。
犬にとっては、生きていくために群れの掟に従い、本能のままに従順に生きることが自然です。飼い主になつくのも、彼らが生き延びるための術なのでしょう。
私が知っている昭和の時代には、多くの犬が人の残飯を食べ、犬小屋で一生を終えていたと記憶しています。先日、NHKで狩猟を生業とする方とその犬の生活を特集した番組を観ました。獲物の肉を凍らせて保存し、それをお湯で煮て冷ましたものを、雪の降る犬小屋で与えるシーンに目を奪われ、「自分も変わったな」としみじみ思いました。
今の時代、犬には人間が食べても問題のない「ヒューマングレード」と呼ばれる高品質なペットフードから、手頃な価格のフードまで様々な選択肢があります。毛並みの美しい犬がいる一方で、野生を失い、肥満や病気、飼育放棄など、かつてなかった危機に直面している犬も少なくありません。
そうした命や生活を支えるために、ペット医療や保健、里親制度、介護、繁殖、トリミング、ペットフードや関連グッズ、イベント、ペット向けの観光、しつけ教室など、多種多様なペット関連ビジネスが存在し、それを生業にしている人々が意外なほど多くいることも知りました。
いろんな知識やペットの情報に触れることができるのもアムロ君のおかげですね。
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